村田諒太の疑惑判定負けでJBCがWBA会長に抗議
日本ボクシングコミッション(JBC)は24日、ロンドン五輪金メダリスト・村田諒太(帝拳)が不可解な判定で敗れた20日のWBA世界ミドル級王座決定戦での採点結果について、23日付でWBAのヒルベルト・ヘスス・メンドーサ会長に文書で抗議したことを発表した。
JBCは採点結果を再検証し、2週間以内の回答を強く要請したとしている。
決定戦では村田がアッサン・エンダム(フランス)からダウンを奪うなど優勢に試合を進めたが、判定1-2で敗れた。この“疑惑の判定”に、日本のみならず世界的に非難が上がっている。
メンドーサ会長は21日、自身の採点では117-110で村田の判定勝ちだと主張し、村田や関係者、日本のファンに謝罪する異例のコメントを発表。再戦を求めている。