村田週明けにも進退表明か 帝拳・本田会長は再起期待「村田が判断すること」
20日に行われたボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦に1-2の不可解な判定で敗れた村田諒太(31)=帝拳=が、週明けにも進退について表明する見通しとなった。
帝拳ジムの本田明彦会長は24日、本人と今後についての話し合いはまだしていないといい、「試合後、村田は泣いていたよ。よほど悔しかったんだと思う」とおもんぱかった。その上で「やると思うよ。来週中にも結論を出すべき」と再起を期待した。
WBAからは、相手のエンダム(フランス)を支持した2人のジャッジを検証した上で、何らかの処分を下すと連絡があったという。同会長は「何も出さないなら(再戦は)選択肢にも入らない」と厳しい姿勢だ。他団体からもオファーがあり「選択肢を与えて村田が判断すること」と話した。