辰吉寿以輝 7月の復帰戦は元インドネシア王者と

 取材に応じる辰吉寿以輝
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 ボクシング元WBC世界バンタム級王者、辰吉丈一郎(47)の次男、寿以輝(20)=大阪帝拳=が29日、大阪市内の所属ジムで会見し、7月9日のプロ第7戦スーパーバンタム級8回戦(大阪、エル・シアター)の相手が同級元インドネシア王者のジュンドゥラ・ファウザンに決まったと発表した。ファウザンの通算成績は10戦7勝2敗1分け(1KO)。

 この日は1月の練習中に左手人さし指と中指の付け根の腱を断裂して以来、約4カ月ぶりのスパーリングを行ったが、「不安は全くなかった」と寿以輝。強力な左ボディーを何度も繰り出し、順調な回復ぶりを強調した。吉井会長も「怖がる様子もないし、久々にしては十分。思っていた以上」とうなずいた。

 デビュー6連勝中(4KO)の寿以輝に、不安はもうない。「本番となったら倒しにいくだけなので」ときっぱり。昨年10月以来の復帰戦へ、強気で臨む。

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