テレ朝 亀田興毅氏の「1000万円」試合の疑惑否定 ネット上でささやかれる諸説
テレビ朝日の定例社長会見が30日、都内の同局で行われた。ボクシングの元世界3階級王者・亀田興毅氏が7日にインターネットテレビ放送局「AbemaTV」の生中継で4人を相手にボクシングの試合をした企画「亀田興毅に勝ったら1000万円」で浮上した疑惑を否定した。
視聴数1420万と過去最高のアクセス数をたたき出した亀田氏の試合に対して、ネットでは「ボクシンググローブやヘッドギアが挑戦者と違うのでは?」と疑惑が浮上していた。亀田氏のグローブが小さい(ダメージがより伝わる)、ヘッドギアが大きい(防御力が高い)とネットで話題になったことに同局の平城隆司常務は「グローブなど、ちゃんと同等の条件でやっております」と疑惑を否定。「これだけ反響が大きかったので、話題になったと受け止めている。この企画は頻繁にできるとは思いませんが、みなさんの関心になる企画ができればと思います」と説明した。
興毅氏は、各挑戦者と3ラウンドずつボクシングルールで対戦。挑戦者が勝てば1000万円を獲得する企画は、一時サーバーがダウンするほど高い関心を集めた。
「AbemaTV」では亀田戦を含む5月1~7日のWAU(ウィークリー アクティブ ユーザー)が過去最高550万人を記録した。WAUとは、一週間の「AbemaTV」視聴者数のこと。亀田戦の数字1420万は、一視聴者の複数視聴を含めた視聴回数を指している。テレビ朝日は「AbemaTV」に出資している。