NEW“平成のテロリスト”村上に完敗の鈴川に大ブーイング

場外で鈴川真一(右)にパンチを見舞う村上和成=後楽園ホール
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 「プロレス・NEW」(2日、後楽園ホール)

 “平成のテロリスト”村上和成に鈴川真一、奥田啓介組が完敗を喫した。村上は先日にリング上で鈴川を襲撃し、NEWを運営するIGF事務所も襲撃するなどの暴挙に出て、この日は佐藤耕平をパートナーにNEWマットに初登場。そのやりたい放題のラフファイトに鈴川、奥田組は圧倒された。

 奥田が集中的に狙われ、上下スーツ姿の村上にビンタ、踏みつけ、場外乱闘などで流血に追い込まれる。さらに佐藤の厳しい打撃で追い打ちをかけられ、最後は村上の殺人キックに沈んだ。

 そして、試合後は大混乱。NEWを運営するIGFの藤原喜明相談役が現れ、鈴川に張り手を放つ。続けて、村上とにらみ合うと手紙を手渡し、謎の握手を交わして去って行った。その後、鈴川がマイクを手にアピールを始めたが、ふがいない戦いぶりのためか、ファンは大ブーイング。それでもめげずに、「村上、何だよ、これ!オレとやりたいんじゃねえのか。奥田つぶしてなんだ。シングルでやれ!」とリベンジ戦を要求した。だが、鈴川がアピールをするほどブーイングは増すばかり。これに対して鈴川は「おい、もっと声出せよ」などと逆にアジテーションを繰り広げ、場内は騒然となった。

 インタビューでは、奥田は悔し泣き。鈴川は「アイツらから勝つだけ。次の大会、シングルでやらせてもらうか。直接村上とやりたい」と再度アピールした。さらに、藤原相談役と村上の握手について問われると、「見えてない、見えてない。握手したの?」と困惑するだけだった。

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