WBC世界フライ級王者比嘉が地元をパレード「15連続KO記録目指す」
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WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(21)=白井・具志堅スポーツ=が11日、母校・宮古工高のある沖縄宮古島市に凱旋し、具志堅用高会長(61)とともに市の中心地の西里通りをパレードした。快晴の中、3000人のファンが歓声で迎えた。
浦添市出身の比嘉は、ボクシングをするために宮古島の高校に入学。「宮古にいたのは3年だけですけど、本当に皆さん温かい。パレードでは知り合いも多かったし、知らない人も声を掛けてくれました。今後は一戦一戦ですけれど、浜田(剛史)さんの持っている15連続KO記録を目指して頑張ります」とあいさつした。
具志堅会長は「ジムを始めて世界挑戦させたのは4人目。大吾に出会ったとき、最後のチャンスと思いました。足が震えるほどうれしかったのは自分がチャンピオンになったときと、比嘉のときと2回だけ。秋には防衛戦をやります」と語った。夜には市内のホテルで祝賀会が行われた。