岡田博喜 世界のチャンス待つ
「ボクシング・10回戦」(30日、後楽園ホール)
前日計量が29日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、WBO世界スーパーライト級9位、IBF同7位で前日本同級王者の岡田博喜(角海老宝石)、東洋太平洋同級7位のジェリッツ・チャベス(フィリピン)ともに契約リミットの64・0キロでパスした。
岡田は16年11月に細川バレンタイン(宮田)の挑戦を判定で退けて6度目の防衛に成功した日本王座を返上後2戦目。15勝(11KO)無敗の右ボクサーファイターは「東洋太平洋やアジアには興味がない」という。
「どこかの(団体)タイトルの挑戦者決定戦に出られたらいい。話も出ていないし、できたらいいね、くらい。階級を下げるのも無理だし、どこか空いてくれたら」と期待した。
チャベスについては「想像していたより体格がよかった。背中に厚みがあるのでパンチがありそう」としながら「一方的に勝ちたい」と力の差を見せつけるつもりだ。「(世界戦が)話がきたらいつでもできるようにしておくつもりです」と、世界挑戦のチャンスを待っている。