WWEイタミ無念…凱旋初白星スルリ、キャス乱入で無効試合
「プロレス・WWE」(1日、両国国技館)
ノアでKENTAのリングネームで活躍したヒデオ・イタミが無効試合で日本凱旋(がいせん)初白星を逃した。
2014年9月に第3ブランドNXTでデビューするも、度重なる故障に悩まされ、過去2度の凱旋は試合ができず、スーツ姿での来場にとどまったイタミ。今回の日本公演でようやく初凱旋試合を迎え「不本意でしたけど、あれ(スーツ姿での来場)はあれで笑って話せればいい」と話していたが、前日の初日はベテランのクリス・ジェリコに敗れた。
凱旋初白星をかけたこの日は、エンツォ・アモーレとの一騎打ち。動きの速い展開の中、イタミは打撃、グラウンドで優位に試合を進める。そして、コーナーに座り込んだアモーレにドロップキックを突き刺し、必殺技go2sleepでトドメを刺そうとアモーレを担ぎ上げた。
だが、突如、アモーレの元タッグパートナーで仲間割れした身長208センチの大男ビッグ・キャスが乱入。豪快な前蹴りでイタミを蹴散らすと、アモーレも前蹴りでKOし、試合は無効試合に終わった。