久保隼 亡き恩師に初V捧げる 母校のボクシング部主催のパーティに出席
「ボクシング・WBA世界スーパーバンダム級タイトルマッチ」(9月3日、島津アリーナ)
WBA世界スーパーバンタム級王者の久保隼(27)=真正=が9日、京都市内で、出身校の南京都高(現京都広学館高)ボクシング部OB会主催のパーティーに出席した。
自身の王座奪取の祝勝会も兼ねた催しに「(同校は)僕の原点。ありがたいです」と笑顔。高校時代、サウスポー転向に導いてくれた武元前川元監督(故人)の家族も列席していた。「(東洋大で)一度ボクシングを辞めて裏切ってしまっている。僕が勝つことで武元先生の名前が出ることでしか恩返しできない」と神妙な面持ちで話した。
お祝い事は今回で一段落。10日から5日間、兵庫・淡路島合宿に入り、ダニエル・ローマン(米国)との初防衛戦に向け、心身に磨きをかける。