「ボクシング・ＷＢＣスーパーフェザー級タイトルマッチ」（１５日、イングルウッド）

　王者ミゲル・ベルチェルト（２５）＝メキシコ＝と対戦する同級元王者で現１位の三浦隆司（３３）＝帝拳＝が１２日、米国カリフォルニア州のボクシングジムで練習を公開した。日本と違い出場全選手が一堂に会するリラックスした雰囲気のイベントだが、三浦は米国、メキシコなど５社以上から取材を受けてメインイベンターならではの注目度の高さを見せた。

　「こういう公開練習はこちらならではで楽しい。集合写真では真ん中にされてメインなんだと実感しました。注目されるのはうれしいですし、だからこそ勝たなければいけないと思います」と三浦。体重もリミットの５８・９キロまであとわずかで調整は順調だ。

　王者ベルチェルトも取材に応じ「三浦はグレートボクサーだが、試合は俺のものになるだろう」と自信を見せた。７・１５は現地での注目度どおりの好試合になりそうだ。