田口、スイッチ対策にはスイッチだ V6戦に向け「100点に近い仕上がり」
「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(23日、大田区総合体育館)
6度目の防衛戦に臨む田口良一(30)=ワタナベ=が18日、都内のジムで同門のサウスポーと2ラウンドのスパーリングなど練習を公開し、「むらはあったけど、最後に上がって来たので100点に近い仕上がり」と胸を張った。
挑戦者のバレラは小刻みなスイッチが特徴だが「どういう風に来ても対応できる」と対策は十分。特訓を積んで左右どちらでもボールを投げられるようになり、自身もスイッチするという。「きれいな左ストレートが打てるようになった」と、左構えからの左は秘密兵器になりそうだ。
また、WBO世界同級王者の田中恒成(22)=畑中=がゲストで放送席に座ることも発表された。5月20日に行われた田中の初防衛戦では田口がゲストに呼ばれ、試合後はリング上で統一戦を熱望された。
田口は「統一戦は目標ですけど、今は目の前の試合に集中している。バレラも『自分に勝ってから言え』と思うだろうし、(統一戦については)勝ってから質問してください」と気を引き締めていた。