世界初挑戦の京口紘人が公開練習 辰吉練習着で必勝誓う
「ボクシング・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(23日、大田区総合体育館)
同級9位で世界初挑戦の京口紘人(ワタナベ)が19日、東京・五反田のジムでミット打ちなど軽めの練習を公開した。
この日、元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎からもらったという黒の練習着を着て登場。金色で大きく「JOE」、その上下に「JYUKIYA」「JYUIKI」「RUMI」と家族の名前が入っていた。
辰吉との縁は中学校1年生までさかのぼる。空手からボクシングに変えたばかりの京口は、大阪帝拳に通った。そこで辰吉と知り合った。「最初は辰吉さん、と言っていたけど『ジョーちゃんと呼べ』と言われて、それからずっとジョーちゃんと呼んでいます。かわいがってもらいました」と言う。
ボクシングの基本から教えてもらい、「もん絶ボディー」と名付けた必殺の左ボディーは直伝。「世界戦が決まって連絡しました。死ぬ気で練習頑張れ、と言ってもらった。ジョーちゃんの教え子で、世界戦をするのは初めてですよね。同じ8戦目、KOで勝って世界チャンピオンになる」と宣言した。