京口に王座奪われたアルグメド「引き分けと思った」

5回、京口紘人がパンチを出す。左はホセ・アルグメド=大田区総合体育館(撮影・堀内翔)
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 「ボクシング・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(23日、大田区総合体育館)

 ダブル世界戦が開催され、メインイベントとして行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチでは、同級9位の京口紘人(23)=ワタナベ=が3-0の判定で、王者のホセ・アルグメド(28)=メキシコ=を破り、世界初挑戦で王座を奪取した。

 アルグメドは終始攻め手を緩めなかったが、惜しくも判定負け。「アウェーの日本で勝つにはKOで倒すしかなかった」と肩を落とし、「私の見立てとしては引き分けだと思ったので、再戦を求めたい」と雪辱を期した。

 ただ、9回に左フックからダウンを奪われたほか、京口の強烈な左ボディーにも苦戦した。「思った以上にパンチが強くて、大変効いた。何発かは息ができなかった」と振り返り、「あのダウンがなければ負けていなかった」と強調した。

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