ISM旗揚げ戦・猪木が久々にリングで技を披露!アキレスけん固めにファンもん絶

 「プロレス・ISM」(24日、東京・後楽園ホール)

 アントニオ猪木がプロデューサーを務める、カール・ゴッチ没後10周年とモハメド・アリ没後1周年記念の格闘技イベント「ISM」の旗揚げ戦が超満員1800人を集めて行われ、猪木がリング上でアキレスけん固めを披露した。

 猪木は試合の合間に上下白のトレーニングウェア姿でリングに登場すると、まずは「元気があればイベントもできる。リングに上がりたくないのが本音ですが、熱い声援をもらうとうれしいですね。今、国会も大混乱の中で、外では女と政治の話はしないことにしているんですが、うそつきは泥棒の始まり、政治家はうそつきのなれの果て」などと、ジョークを交えてあいさつした。

 そして、藤原喜明とともに、抽選で選ばれたアキレスけん固めをかけてもらいたいファンを5人ずつ“迎撃”。藤原は「スーツが汚れる」と、最初は立ったまま技をかけたが、なかなか痛がらないファンにはしびれを切らせてグラウンド状態となり、最後のファンには頭突きまで放つ大サービスだった。

 一方、猪木は余裕たっぷりに、「つま先を(ワキの)後の方に…」などと説明しながら締め上げると、ファンは即座にもん絶してタップ。猪木は次々とファンを即タップさせたが、なぜか、最後に出てきた女性ファンには力を緩めたのか、楽しむかのように長時間締め上げた。すると、藤原が女性の頭をひっぱたき、「彼女は私の教室の生徒です」と暴露すると場内は爆笑。猪木が久々にリング上で見せた技に観衆は大喜びだった。

 最後に猪木は「格闘技は誰が見ても分かる。プロレスもそう。そういう意味では、これから国内でしっかり固めた上で世界に発信して、またいいスターが出てくれば、一気に人気が盛り上がるかも知れません」と、ニュースターの誕生を期待。いつもの「1、2、3、ダーッ!」で締めた。

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