RIZIN 野沢直子の長女・真珠、8頭身ボディーで計量一発パス
「RIZIN」(30日、さいたまスーパーアリーナ)
前日計量が29日、行われ、全22選手が1回目でパスした。
今回がプロデビュー戦で、57キロ契約女子MMAルール5分3回戦に出場するタレント・野沢直子(54)の長女である真珠・野沢オークライヤー(23)=米国=は56・2キロ、対戦相手のシーナ・スター(34)=米国=は56・7だった。
モデルのような8頭身の肉体を披露すると、大きな拍手が送られた真珠。野球のバットを手にした相手のスターと向かい合っても動じない強心臓ぶりを見せた。スターはバットを持ってきた理由を「チョークスリーパーをかけるためよ」とうそぶいていたが、真珠は「全然怖くなかったです。だって、リングには持って行けないじゃないですか」とケロリ。始めて経験したプロの大舞台での計量を「すごく楽しかったです」と笑顔で振り返った。
減量は極めて順調だったという。約1カ月前に来日して調整していたが、「いつもは計量の前に3キロぐらい水抜きをするんですけど、日本の食べ物が合ったのか、今回は何もしなくても1キロアンダーでした」と、自身も驚いていた。
これまで米国でアマチュアの3試合を行っているが、一番大きな会場は5000人規模で、今回のさいたまスーパーアリーナは1万人以上を収容するこれまでで最大の舞台。「なるべくそのことは考えないようにしている。リングに上がったら、相手のことしか気にしない」と言うが、「お客さんの少ないところで試合をやった時の方が緊張して、5000人のアリーナでやったときの方がリラックスしました。今回が一番リラックスできるかも知れないですね」と大舞台を歓迎した。
計量後は母とパスタを食べに行くとのこと。「お母さんを心配させないためにも早くフィニッシュしたいです」と、勝利を誓った。