【一問一答】内山高志が引退表明「悔いはありません」 

 会見後、最後のファイティングポーズを決める内山高志=テレビ東京
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 元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(ワタナベ)が29日、都内で会見し引退を表明した。

 (白ワイシャツにピンクのネクタイ、スーツ姿の内山は笑みを浮かべて会見場に)

 「(去年の)大みそかから遅くなりましたが、引退することを決めました」

 -引退を決めたのは。

 「4月ごろから引退しようかな、と思っていた。モチベーションの低下、ケガも多くて前以上に強くなれるのかと。必死に努力することをモットーにやってきた。前以上に努力できない人間がリングに上がるのはどうか、と思った。最近は人の試合を楽しんで見られるようになった」

 -ボクシング人生を振り返って。

 「高校でボクシングを始めたときは世界チャンピオンは考えていなかった。25歳でプロに転向して、スーパーフェザー級で11回も防衛できた。思っていた以上のことを達成できたと思う」

 -思い出に残る試合、ベストバウトは。

 「三浦君との試合は自分が(右拳を負傷し)不完全でやって勝てたことで自信になった。ベストの試合は(4度目の防衛戦の)ソリス戦かな」

 -心残りは。

 「言ったらキリがない。悔いはありません」

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