尚弥、米国デビューにも気負いなし「良い内容で勝ちたい」
「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(9月9日、カーソン)
WBO世界スーパーフライ級王者で9月9日に6度目の防衛戦で米国デビューする井上尚弥(24)と、元東洋太平洋同級王者で8月30日に後楽園ホールで復帰戦を行う弟の拓真(21)=ともに大橋=の壮行会が30日、神奈川県海老名市内のホテルで行われた。
ともに熱海での走り込み合宿を終えたばかりで、尚弥は「まだ筋肉痛が残っている。ケガもなく、これから調整という感じですね」と話した。壮行会には後援者300人が集まり「本当にありがたい。パワーをもらえる」と感謝した。
初の米国という大舞台にも気負いはない。「モチベーションは高いけど、(同級王座を獲得した)ナルバエス戦の方が高かった。いい内容で勝ちたいですね」と余裕を感じさせる口ぶりだった。