オカダ、みのると壮絶ケンカマッチでドロー 決勝かけて12日にオメガと激突

 「プロレス・新日本」(8日、横浜文化体育館)

 真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」Bブロックの公式戦5試合が行われ、オカダ・カズチカが鈴木みのると時間切れで引き分けたものの、勝ち点を13に伸ばして単独首位を死守。この日に勝って勝ち点12の単独2位に浮上したケニー・オメガと12日の直接対決し、勝った方が優勝決定戦に進出することになった。

 首にテーピングを施してリングに上がったオカダは、その首を鈴木に厳しく攻められて大苦戦。それでも、鈴木のお株を奪うようなゴッチ式脳天くい打ちをツームストンで放ってブーイングを浴びるなど、なりふり構わない反撃を見せるも、鈴木の裸絞め、ネックロック、本家ゴッチ式脳天くい打ちなどの無慈悲な攻めにもん絶させられる。

 そして終盤、鈴木の胴締め裸絞めで長時間締め上げられる大ピンチを何とか脱出。その後は顔面に張り手を打ち合う壮絶なケンカマッチの様相となり、この手の戦いになれている鈴木の猛ラッシュに何度もダウンするなど追い込まれたが、気合で耐え抜き、最後は力を振り絞ってレインメーカーを発射。だが、ダメージのあまり押さえ込むことができず、そのまま時間切れとなった。

 何とか首位を守ったものの、インタビューでは「EVILに負けて、このベルト(IWGPヘビー級王座)が一番だと見せつけると言って、NEVERチャンピオン(鈴木)に引き分けて、それ以外に何がある」と、笑顔は見せなかったオカダ。それでも「こんなんで調子乗ってるのをやめることはできない。あとは、オメガに勝って、優勝して、オカダの素晴らしさを改めて見せつけてやる」と言葉に力を込めた。

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