新日本G1・小島1勝8敗で終了「出場する資格がないと分かった」
「プロレス・新日本」(12日、両国国技館)
真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」Bブロックの公式戦最終戦が行われ、ベテランの小島聡はEVILに敗れ、1勝8敗の最下位で全日程を終えた。
小島は雪崩式DDT、エプロンサイドでのコジコジカッターなどの荒技まで繰り出してEVILを苦しめたが、今大会でオカダ・カズチカを破るなど勢いに乗るEVILを崩せず。終盤も得意のラリアット連発で追い詰めたが、最後は変形大外刈りのEVILで葬られた。
試合後は、リング上で全公式戦でセコンドに付いた天山広吉に握手と抱擁でねぎらわれた小島。観衆の“コジマ”コールを受けながら花道を引き揚げていった。
インタビューでは「今回の成績を受けて、私はG1クライマックスに出場する資格がない選手だとハッキリ分かりました」と、厳しい結果を受け入れた小島。それでも、「しかし、それは現時点での話です。現時点で資格がなくても、もしかしたら来年、G1クライマックスまでに努力してもっと強くなれば、また出場する資格が得られるかもしれない。そう思って頑張りたいと思います」と、G1出場をあきらめなかった。