村田諒太、先輩・山中を気遣う「『はい、やめます』という世界じゃない」 自身は着々
ボクシングWBA世界ミドル級1位の村田諒太(31=帝拳)が18日、都内でフロイド・メイウェザーVSコナー・マクレガーの世紀の一戦を予想後、南京都高の先輩で同ジム所属のWBC世界バンタム級前王者・山中慎介(34)に言及した。
15日に京都で行われた13度目の防衛戦でルイス・ネリ(22=メキシコ)にTKO負けして王座陥落し、自身の進退については「保留」とした山中。村田は「進退保留は普通だと思う。『はい、やめます』という世界じゃないので。先輩は大学4年の国体で頑張って、またやり直したいとプロに来た人。考えることも多いと思う。『ゆっくり考えてください、先輩』ということですかね」と結論を急がない方針を支持した。
また、自身は5月の王座決定戦で判定負けした王者アッサン・エンダム(33=フランス)と、10月22日に両国国技館での再戦が決定。悲願の世界王座奪取に向け、「走り込みのキャンプが終わり、いい状態です。少し疲れも残っているので、今は疲れを抜いて、次のステップに持っていければいいと思う」と着々と準備が進んでいることを明かした。