小峠悲願のヘビー王者!潮崎とGHCタッグ奪取!ヨネ&ストームが挑戦名乗り
「プロレス・ノア」(26日、後楽園ホール)
GHCタッグ選手権試合が行われ、挑戦者の潮崎豪、小峠篤司組が王者の丸藤正道、マイバッハ谷口組の3度目の防衛を阻み、新王者となった。
挑戦者組は小峠が捕まるなど序盤は劣勢に立ったが、潮崎がチョップ合戦、ラリアット合戦などで激しくやり合い、盛り返す。その後も王者組の合体技をあびるピンチにも陥ったが耐え抜き、最後は潮崎が丸藤を排除する間に小峠が谷口にムーンサルトプレス、頭突き、得意技キルスイッチをたたみ掛けて3カウントを奪った。
小峠は昨年12月にジュニアヘビー級からヘビー級に転向して初の同級タイトル奪取。インタビューでは「ヨッシャーッ!ありがとう。調子乗ってマジ悪かった。ありがとう、豪さん」と、潮崎と喜びを分かち合った。だが、そこにモハメド・ヨネとクワイエット・ストームが登場。ヨネが「新しくて強いチャンピオンおめでとう。チャンピオン常に誰かに狙われる。50ファンキーパワーズはいつでも行ける準備ができている」などと、挑戦を要求して去って行った。
新王者組は突然の出来事に困惑気味。それでも、小峠が「1分前に取ったばっかりのベルトやぞ。本気で死ぬほど欲しくて、やっと取ったベルトやぞ。死ぬまで、墓場まで持っていくぞ」と鼻息を荒くすれば、潮崎も「これがヘビー級のベルトだ。どんなに不利な状況でも、オレたちはさらに強くなっていくぞ」とほえて、意気揚々と引き上げた。