W-1・高木三四郎が相談役を辞任「一つの役割を終えた」DDTとの友好関係は継続
「プロレス・WRESTLE-1」(2日、横浜文化体育館)
大会終了後に会見が開かれ、この日限りでWRESTLE-1の相談役であるDDT社長の高木三四郎が相談役を辞任することが発表された。高木の業務は社長のカズ・ハヤシが引き継ぐ形で、DDTとの友好関係は継続する。
高木は会見で自ら辞任を申し出たといい、「ちょうどいいタイミングかなと。今日のビッグマッチがWRESTLE-1の新しい始まりと言うのも認識していました。プロレス総合学院などいろんなことを立ち上げましたが、プロレス総合学院で育った子たちがいろんな試合に出ているのを見て、一つの役割を終えたのかなと思って降ります」と説明。続けて、「ただ、ここから広げていくのはカズ社長とみんなの使命だと思っています。2年と4か月ですけど、ありがとうございました」とエールを送った。
後を継ぐカズ社長は「社長業をやる前から、高木さんにくっついて、どんなことをやるのか教えてもらいました。WRESTLE-1を立をち上げて、いろいろな選手がいなくなったり生まれてきたりしてきて、きょうの試合を見て、ボクたちのやっていることは間違いなかったという確信が持てました。WRESTLE-1の戦いをこれからも見せて行きますのでよろしくお願いします」と決意表明した。
高木は15年5月に当時の武藤敬司社長に団体の立て直しを託されてCEOに就任。今年3月にカズを社長とする新体制が発足すると相談役となっていた。