全女復活興行にOG50人集結!ミミ萩原、マキ上田、ダイナマイトギャルズも
「全女AGAIN」(29日、東京・新宿FACE)
日本の女子プロレス界をリードし、05年に活動を停止した全日本女子プロレスの復活興行が超満員札止め509人の観衆を集めて行われ、13人の現役を含む50人のOGが参加した。
68年の旗揚げから50年目で、11月に豊田真奈美、吉田万里子が引退するなど、現役で大会を行うことが難しくなっていることから、ジャガー横田が発起人となって実現した興行。トークショーではジャンボ堀さんと大森ゆかりさんが人気タッグのダイナマイトギャルズを久々に復活させただけでなく、テレビ中継の実況アナウンサー志生野温夫氏、臨時コーチを務めた空手家で格闘技記者の山崎照朝氏ら全女ゆかりの人物も登場した。
歌のコーナーでは、ミントシャワーズ(豊田、三田英津子)、キッスの世界(高橋奈七永、西尾美香、南月たいよう、堀田祐美子)、ミミ萩原さん、ライオネス飛鳥さんらが歌声を披露し、ファッションショーも行われるなど盛りだくさんの内容。現役選手による3試合も行われ、メインイベントのジャガー、アジャ・コング、豊田組-井上京子、井上貴子、吉田組戦では場内実況がつき、テレビ中継で解説を務めた元デイリースポーツ記者の宮本久夫氏も参加。最後はジャガーが吉田をジャガー式岩石落とし固めで仕留めた。
興行の締めにはビューティーペアのマキ上田さんが登場し、OGともに大ヒット曲「かけめぐる青春」を熱唱。創業者の松永高司さんら他界した関係者、レスラー20人を追悼する10カウントゴングもささげられ、最後はブル中野が「私たちは全女が大好きです。なくなってしまいましたが、全女は私たちの故郷です。全女魂を忘れずに生きていきます」と、涙をこらえながらファンにあいさつした。
10月27日に東京・新宿FACEで第2回興行が行われる。