あれれ…村田諒太 スパーリング途中でストップ 予定の10Rは7Rに

 「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(22日、両国国技館)

 王者・アッサン・エンダム(フランス)に挑戦する同級1位の村田諒太(帝拳)が2日、都内のジムでスパーリングを行ったが、予定の10ラウンドを7ラウンドで中止するアクシデントがあった。

 試合まで20日。追い込んだ練習による疲労のせいか、持ち前のプレスもかけられず、手数も少なく、被弾も目立ち、7ラウンド後、スタッフからストップがかかり、ヘッドギアを外した。

 村田は「続けて悪いイメージを残すより、切り上げた方がいい。10ラウンドは(9月に)一度やっている」と、メニュー変更に納得した様子だった。スパーリングの内容については「くっついた時、右ボディーを結構打った。上体が起きてあれしか打てなかった。悪い時のバロメーターです」と、客観的に分析。それでも「方程式はない。試合までなるようにしかならない」と、好不調には動じない。

 この日、テレビ局の企画で見学したWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は「疲れがたまっている時期なのかな。そんな中でもストレートからボディーを打ったり、考えているなと伝わってきた」と話していた。

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