新間氏怒りの「原点回帰」プロレス開催!大鵬の孫・納谷デビュー戦“やり直し”

 プロレス団体のリアルジャパンは3日、都内で会見を開き、新間寿会長(82)がプロデュースする初代タイガーマスク佐山聡認定「原点回帰」プロレス大会を12月7日に東京・後楽園ホールで開催することを発表した。

 同大会は「原点回帰」プロレス大会実行委員会が主催し、リアルジャパンが協力する形で開催。レジェンド王者のスーパー・タイガーの防衛戦と、大相撲の元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の長男・納谷幸男のデビュー2戦目を行うことが発表された。

 新日本プロレスのフロント時代に“過激な仕掛け人”の異名を取った新間会長は、会見で開催の意味について怒りに震えながら熱弁。ストロングスタイルを標ぼうするリアルジャパンのリングで9月に行われた納谷のデビュー戦が、デスマッチ戦士の雷神矢口を相手に凶器が飛び交い、セコンドが乱入するなど大荒れの展開となったことを激しく嫌悪し、「私は平井(リアルジャパン代表)に言いました。こんな試合組みやがってと。一度しかないデビュー戦をああいう形で終わらせてしまった納谷幸男にもう一度デビュー戦を組みたい。そう思いました」と、語気を荒らげた。

 新間会長は佐山聡氏のアドバイスを受けて「原点回帰」のプロレスを開催することを決意したといい、「今までいろんなしがらみによっていろんな人たちがリアルジャパンに登場しました。そういうしがらみを一掃しようと。6メートル40(四方のリング)の中で真剣に戦うのがプロレス。昭和の新日本プロレスの道場のような、原点に戻してしまうような試合を私は望んでおります」と、具体的な方針を説明。続けて、佐山氏も「リアルジャパンは変わります。改革を行います。ストロングスタイルと言いながらストロングスタイルじゃない試合がっぱいあるじゃないかと、かなり言われます。それでお客さんも沸いたりします。でも、その沸き方と昭和の新日本プロレスの沸き方は全く違います。そういうことも説明していきます」と言葉に力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス