村田諒太に“倒せる”強力な相棒 試合使用グローブに好感触
村田諒太(31)が5日、都内のジムで、試合で使用するエバーラスト製のグローブで練習し「ナックルが薄くてパンチが効く感じ。それでプロテクト感もある」と、あらためて利点を実感した。
ルールでグローブは自由に選べるため「(ジムの先輩の)三浦(隆司)さん、亀海(喜寛)さんが『良かった』と言っていた」とエバーラストを試した。「(05年に)パッキャオがモラレス戦で『ウイニングじゃなくレイジェスなら勝っていた』と言ったけど、唯一選ぶなら倒せるのを選びたい」と、強力な相棒と認めた。
5月のエンダム戦は繰り返し見直している。「パンチのアクションが少なかった。倒した後、もっといかなきゃいけなかった。いけなかったのは、不死身のイメージが強すぎたから。今回はイメージを捨てていく」と、攻め抜いてのKO勝利を描いている。