太尊 V3戦でAP王座と2冠戦「勝ち方が大事。KOで倒したい」
ボクシングの六島ジムが14日、大阪市内の同ジムで12月3日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で4王座戦を行うことを発表した。メインは東洋太平洋ミドル級王者の太尊康輝(24)のV3戦で、WBOアジア・パシフィック同級王座もかけて秋山泰幸(ワタナベ)と対戦。東洋太平洋バンタム級王者、マーク・ジョン・ヤップ(28)は高野誠三(真正)とのV2戦、向井寛史(31)はAPスーパーフライ級王座決定戦、坂本真宏(26)は同フライ級王座決定戦出場する。
勝てば世界ランク入りも見えてくる太尊は「勝ち方が大事。KOで倒したい」と宣言。枝川孝会長も「最近は一段と力をつけている」と認めており、悲願の世界挑戦をかけて内容が問われる一戦となる。
また、この試合に向けては親交のあるラッパー仏師がテーマ曲「常勝」をつくり、当日は入場時に歌唱する予定。太尊は「『朝日を見る。悔しさを知る』という歌詞を気に入っている」と気合倍増で、仏師も「背中を押せれば」と語った。同曲は15日午後7時からYouTubeに公開される。