母美憂に続きアーセンも初戦敗退…左ハイキックで71秒殺
「総合格闘技・RIZIN」(15日、マリンメッセ福岡)
バンタム級トーナメント1回戦が行われ、山本美憂の長男アーセン(21)はマネル・ケイプ(23)=アンゴラ=に1回1分11秒TKOで敗れた。
前日計量では挑発的な言動を繰り返すケイプと乱闘騒ぎを起こしたアーセン。スタンディングのにらみ合いからケイプが繰り出した強烈な左ハイキックを首筋に受けると、コーナー付近で崩れ落ちるように尻もち。ケイプがすかさず右ストレートを振り下ろすと、レフェリーが試合をストップした。
試合後、ケイプは興奮状態で大はしゃぎ。さらに、リングサイドに座っていたトーナメント優勝候補筆頭の堀口恭司を激しく挑発し、周囲に制止される騒ぎを起こしたが、リング上ではアーセンの健闘をたたえた。