山中慎介、進退は「何も決まっていない」 ネリ処分決まらずもどかしさも
ボクシングの前WBC世界バンタム級王者山中慎介(35)=帝拳=が「イクメンオブザイヤー」に選出され、18日に都内で行われた授賞式に出席。進退については「まだ何も決まっていない」と話した。
2児の父である山中は、「今年一番育児を楽しみ・頑張ったパパ」に選ばれ、「子供が大好きなボクとしては、受賞できて本当にうれしいです」と満足顔。だが、気になる進退については、自身から王座を奪取したルイス・ネリ(メキシコ)にドーピング陽性反応が出た問題の処分が決まっていないこともあって、「まだ何も決まっていないというか、問題もハッキリとしていないところもあるので。(処分が)出ないことにはどうしようもないじゃないですか」と、もどかしい心境を明かした。
それでも、トレーニングは続けているとのことで、現役続行の可能性を「五分五分か」と問われると「そこはまだ…、そうですね」と話した。
また、この日、ネリ陣営が現地時間の11月4日にメキシコでノンタイトル戦を行うことを発表。山中はそれを知らされると、「相手は山中ですか」と冗談を飛ばしつつ、「それはビックリですけどね。処分の結果も出ずにですか。それもおかしい話だと思いますけど」と疑問を呈した。