挑戦者の村田諒太、王者エンダムは「小さく見えた」 予備検診は異常なし 22日に対戦
「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(22日、両国国技館)
予備検診が18日、都内で行われ、王者アッサン・エンダム(フランス)、同級1位の村田諒太(帝拳)ともに異常なしだった。
村田は前回5月20日の対戦で、左右とも1・0だった視力が右1・2、左2・0とアップしていたが「そんなことは気にならない」と受け流した。
エンダムとは発表会見以来の対面で「ハロー、とあいさつしたくらい。ニコニコした感じではなく、試合前の緊張感が伝わってきた。もちろん僕も過度ではないけど緊張しています」と話した。ツーショット撮影では「小さく見えましたね。僕の方が大きい」と体格差を実感。「すごく順調なので早く試合がしたい」と意気込んだ。
エンダムは、胸囲が前回より3センチアップの98・0センチだった。「トレーニングのたまものだ。ハードトレーニングで体が大きくなった。やるべきことは全て終了した」と自信を見せた。
前回、試合当日のウエートは、ミドル級リミットの72・5キロから79・5キロで闘った。「それがベストウエート。いい気分で動ける体で闘う。勝つ自信は1000%だ」と、笑みを浮かべていた。