比嘉、初防衛戦KO勝利で恩師超えだ「そこはやはり」
「ボクシング・WBC世界フライ級タイトルマッチ」(22日、両国国技館)
前日計量が21日、都内で行われ、王者・比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=は100グラムアンダーの50・7キロ、挑戦者で同級5位のトマ・マソン(27)=フランス=は50・6キロだった。
計量を終えた比嘉は、体力回復に効果抜群の沖縄産「黒あまざけ」をびんからラッパ飲みし「幸せです」と目を細めた。難敵の減量は、前回より早く取り組んだことで「精神的にはキツかったけど1週間前に、ああ死ぬ、という苦しさはなかった」と振り返った。
具志堅用高会長、浜田剛史氏ら先輩世界王者もできなかった初防衛戦のKO勝利。「偉大な先輩より、練習してきた自信はあるので、そこはやはり」と“恩師超え”を狙う。