拳四朗、5万4千円の高級弁当ペロリ 減量明けで驚異の内臓…夜は試合応援に
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(22日、両国国技館)
前日計量が21日、都内で行われ、初防衛戦に挑むWBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(25)=BMB=と挑戦者で同級1位のペドロ・ゲバラ(28)=メキシコ=はともに48・7キロの200グラムアンダーで一発パスした。
計量を一発クリアした拳四朗にご褒美が待っていた。自身と同名で東京・西麻布にある高級焼き肉店「けんしろう」の特製弁当。丹波篠山産コシヒカリの上に山形産雪降り和牛のシャトーブリアンを敷き詰めたステーキ弁当、米国産牛のタンを雪室で熟成させたタン塩弁当、宮崎・尾崎牛サーロインのサンドイッチという三段の重箱弁当だ。
店主の岩崎健志郎さん(39)によると総額5万4千円というぜいたくな一品。約9キロの減量を終えた王者は「今まででダントツでうまい。減量頑張ってよかった」と舌鼓を打った。
フェイスオフでは思わず笑みをこぼすなどリラックスムードだったが「KOできれば一番いい」と必倒宣言。夜には調整でお世話になった三迫ジムの所属選手の試合応援で後楽園ホールに来場し、周囲を驚かせた。どこまでも「規格外」の王者が指名挑戦者を食らう。