天龍が苦笑、語りに“字幕入り” 現役最後の1年追うDVDに
2015年11月に引退したプロレスラー天龍源一郎の、現役最後の1年間を追ったドキュメンタリー映画「LIVE FOR TODAY 天龍源一郎」のブルーレイ&DVD発売記念イベントが東京都内で開かれた。
天龍は「これまでに13回映像を見ましたが、見るたびに新たな感情が出てきて、涙が出てきます」とアピールした。
天龍のしわがれ声があまりに聞き取りにくいため、DVDは異例の日本語字幕入り。字幕の監修を天龍の長女、嶋田紋奈さんが手掛けた。
紋奈さんが「仮の字幕を見たら、『力道山関』と言ったのが『リードして』になるなど、こんなに伝わらないのかと驚きました。他にも『不明瞭』とか『全く聞き取れず』といった注釈もあった」と明かすと、天龍は「どうして字幕なの? アル・パチーノになった気分。余計な手間を掛けた」と苦笑いだった。