前女子世界王者の好川菜々が12月にメキシコで世界再挑戦「最後のチャレンジ」
前WBO女子世界フライ級王者の好川菜々(39)=堺東ミツキ=が12月16日(日本時間同17日)にメキシコ・テカマクでデリア・ロペス(41)=メキシコ=とWBC女子世界フライ級暫定王座決定戦を行うことが21日、決まった。
同級正規王者のジェシカ・チャベス(メキシコ)がWBC主催のフライ級トーナメントでダイヤモンド王者となり、次戦に前WBC女子世界ライトフライ級王者のイベス・サモラ(メキシコ)との対戦交渉に入ったことから、WBCが暫定王座を立てる方針を決めた。
4月の防衛戦に敗れ王座から陥落した好川は「一時は引退を考えていた。年齢的にも長くはできないこともあり、年内に世界タイトル戦ができなければ辞める気持ちを固めていた。このようなビッグチャンスが巡って来たことをとても幸せに思う。これが最後のチャレンジ。一生の思い出となる最高の試合にしたい」と決意をにじませた。
夫でもある野上真司トレーナーも「メキシコでの世界戦は自分としても夢だった。これ以上ない舞台で、これまで自分たちのやってきたものを全て出し尽くしたい。本人が言うように一生の思い出になる素晴らしいファイトをしたい」と声をそろえた。
また、陣営は17年に発生したメキシコ中部地震、チアパス地震の被災者に対しWBCの慈善団体へ義援金を送り、今回の試合のファイトマネーを全額寄付する。
戦績は好川が7勝(4KO)2敗、ロペスが10勝(5KO)6敗2分け。
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