日馬富士に興味のRIZIN榊原実行委員長一問一答 「可能性を感じる」
12月29日、31日に行われる格闘技イベント「RIZIN」の記者会見が29日、都内で行われた。くしくも大相撲の暴行問題で引退した横綱日馬富士の会見と“裏かぶり”の事態となったが、マッチメークを担当する榊原信行実行委員長(54)は、横綱の総合格闘技転向に興味を示した。
榊原実行委員長との日馬富士関連の一問一答は次のとおり。
(会見)
-現在行われている会見で横綱日馬富士関が引退を表明したが?
「僕たちは常に格闘技というコンテンツを通じて、紅白(歌合戦)の裏を張らなければいけない。お茶の間に何をどう届けるか。今、お茶の間の話題は(相撲に)首ったけ。ちょっと前まで相撲に興味のなかった人でも、日馬富士、貴ノ岩を今はもう知っている。日馬富士、モンゴルというキーワードは欲しい。デリケートな問題だが、既成概念にとらわれず、ギリギリにチャレンジしたい」
(囲み取材)
-日馬富士に対しては何らかのアクションをとる?
「今の時点ではあんまりピンとはこないけど、総合(格闘技)をやったら強いと思う。興味としてはある。可能性はすごく感じる。ただ、現在の大きな大きな問題(暴行事件)が解決して、その先の話だと思う。引退してこの先、どうなるのか」
-大みそかに来場してほしい?
「ぜひ、見に来てほしいですね。世の中が許すかどうかという問題があるけど、許されるのであれば。まだ若いですしね」