田中恒成「フライ級で頑張る」 王座を返上、ボクシング
世界ボクシング機構(WBO)ライトフライ級チャンピオンの田中恒成(畑中)が6日、名古屋市内で記者会見し、王座を返上してフライ級に転向することを発表した。「気持ちを新たにフライ級で頑張りたい」と意気込み、「ライトフライ級での減量がもう無理だった」と理由を説明した。転向初戦は来春に予定している。
日本選手最速タイとなるプロ8戦目で2階級制覇を遂げた田中は9月、2度目の防衛に成功したWBOライトフライ級の一戦で両目の眼窩底を骨折。熱望していた世界ボクシング協会(WBA)同級王者の田口良一(ワタナベ)との統一戦が白紙になり「申し訳ない気持ち」と残念がった。