大鵬の孫“デビュー戦”衝撃の秒殺勝利
「プロレス・リアルジャパン」(7日、後楽園ホール)
大相撲の元横綱大鵬の孫、元関脇貴闘力の長男の納谷幸男(23)がデビュー2戦目で雷神矢口をわずか1分26秒で破り、大器の片りんを見せつけた。
納谷は9月のデビュー戦でこの日と同じ矢口に勝利したが、矢口のセコンドが介入を繰り返し、凶器が飛び交う乱戦になったことにリアルジャパンの新間寿会長が「こんな試合を組みやがって」と激怒。仕切り直しのデビュー戦が組まれた。
この日はセコンド介入も凶器もなし。納谷は201センチの長身から強烈なハイキックを繰り出してダウンを奪い、豪快なランニングニーリフトから岩石落としにつなぐと一気に3カウント。あっけない決着に客席からは「えーっ」などの不満の声も出た。納谷はノーコメントだった。