芦野祥太郎がW-1王座V7!キャリア1年3カ月の伊藤を一蹴「ゼロから出直せ」

 「プロレス・WRESTLE-1」(10日、東京・後楽園ホール)

 WRESTLE-1王者の芦野祥太郎(27)が伊藤貴則(24)の挑戦を退けて7度目の防衛に成功した。

 わずかデビュー1年3カ月ながら前同タッグ王者で現在は同リザルト王座とUWA6人タッグ王座を保持する伊藤に対し、芦野は厳しい攻めを展開。何重にもテーピングが施された左肩をいたぶっただけでなく、右足にも集中攻撃を加えて、伊藤得意の蹴り技を封じにかかった。

 だが、中盤以降は苦痛に顔をゆがめながらも蹴りを繰り出す伊藤の反撃を許す。終盤には強烈なランニングローキックを浴び、背後から組み付かれたが、うまく足を捕らえて必殺のアンクルロックに持ち込んでギブアップを奪った。

 試合後、リング上でマイクを持った芦野は「お前、顔じゃねえんだよ。もう一回ゼロからやり直せ。お前の1年なんかそんなもんだよ」と、伊藤を罵倒。さらに、「誰かが出てきてよ、挑戦したいです、ハイ決定。このやり方気にくわねえからさ、オレはこれから、やりたいと思った人としか防衛戦をしません。それがこのベルトの価値を高めるんだよ」とふてぶてしく宣言した。

 インタビューでも芦野の憎まれ口は止まらず。「今、WRESTLE-1にいるレスラーたち、もっと躍起になって倒しに来いよ。伊藤が出てへらへらしてんじゃねえよ。オレはプロレスを始めて3年ぐらいだよ。お前ら何年やってんだよ。10年やってるヤツらが第1試合って、おかしいだろWRESTLE-1のそういうところがダメなんだ」と団体の現状を痛烈に批判。さらに、「1人じゃなんにもできないんだよ。全員が頑張らないとダメだろ。このWRESTLE-1を上げるために、『オレはいいや』じゃねえんだよ。もっと必死になれよ。必死に取りに来いよ」と訴えた。

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