五輪出場を目指す高山が弁護士会で講演
ボクシングの元世界4団体制覇王者で、アマチュアとして20年東京五輪出場を目指す高山勝成(34)=名古屋産大=が11日、大阪市内で大阪弁護士会の「スポーツ・エンターテインメント法実務研究会」のメンバー約20人を前に講演を行った。高山はボクシングを始めた経緯から日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を提出して日本人初の4団体制覇を達成した経験、五輪を目指して活動する現状など説明した。
高山は「金メダルを目指して戦うが保証はない。予選選考会の1回戦で負ける可能性もある。プロがアマの下だとは一切思っていない」とプロとアマの競技性の違いを挙げた上で、五輪出場への強い思いを述べた。また、日本ボクシング連盟へのアマ登録がかなえば「お互いの技術力の向上につながる」とボクシング人気の底上げにもつながることも力説した。
「高山勝成選手のアマチュア登録を支える会」の岡筋泰之弁護士は、アマ規則は五輪憲章、独占禁止法に違反するという解釈を示した上で、引き続きアマ側に理解を求めていく意向を述べた。参加者からは「五輪に出るためには(登録は)いつ頃までに必要か」などの質問があった。同会によると、高山のアマ登録へ向けた署名はすでに2万人を超えており、年明けにも日本ボクシング連盟へ提出する予定となっている。
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