松本亮が世界初挑戦 来年2月28日に王者ローマン戦 井上尚とは同学年ライバル
「ボクシング・WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(2018年2月28日、後楽園ホール)
大橋ジムは19日、横浜市内で同級13位の松本亮が王者ダニエル・ローマン(米国)に挑戦すると発表した。6年目の松本は世界初挑戦。
王者のローマンは今年9月に久保隼(真正)を9回TKOで下して王座獲得。初防衛戦となる。松本は「バランスがよくてパンチを上下につないでくるので負けないようしっかりやる。パンチ力は自分の方がある。初めての挑戦ですけど一発で取りたい。いつもよりディフェンスに気をつけたいし、接近戦になると思うので手数も増やしたい。パンチ力も上げていきたい」と抱負を語った。
大橋秀行会長は「(松本は)背が高くてアウトボクサーっぽいけどファイター。パンチの強さは(井上)尚弥、清水(聡)と遜色ない。自分の横浜高の後輩ですし、小学校6年生の時に初めてジムに来て手取り足取り教えた選手は彼くらい。ボディーブローも教えた」という。
高校時代から「副甲状腺機能亢進症」を患い、再発に悩まされた。16年5月にはビクトル・ウリエル・ロペス(メキシコ)に5回TKO負け。3度の入院を重ねるなど回り道をした。同年9月に手術して完治。12月にはロペスを6回TKOして雪辱した。
「体調がよくなって身長も3・5センチ伸びたし、体重も増えた。スタイルに変化はないけどパンチは上がっているのでKOを見せたい」と、体調不安を一掃し、自信しかない。
井上尚弥とは同学年で、少年時代からライバル関係だった。高校時代、井上尚が1年生でインターハイに優勝し、松本は2年時に優勝。大橋会長は「1年遅れているだけ。世界も1年遅れで目指せる」と言い続けていたが、病気で遠回りをした。その悔しさもバネになる。「ジャニーズ系ボクサー」と言われるイケメンが、世界のとびらに手を掛けた。
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