総合格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ」（２９日、３１日、さいたまスーパーアリーナ）の会見が２１日、都内で開かれ、ＲＩＺＩＮの榊原信行実行委員長が大相撲の元横綱日馬富士へオファーする意向を改めて示すとともに、元横綱朝青龍の参戦について「チャンスはある」と話した。

　１１月の会見でも元日馬富士への興味を示していた榊原委員長は、「今の問題が決着すれば。あと、起訴されるのか不起訴なのか、そういうことも見据えて、本人がやるかやらないかは別にして、ＲＩＺＩＮとしてオファーしていくつもりで、コンタクトしていきたい」と改めて明言。「モンゴルに帰って実業家になるのか国内なのか分からないけど、まだ３３歳だから。ここから現役で活躍しても回り道じゃないし、やってもらいたい」とラブコールを送った。

　朝青龍については、２９日の大会に出場するモンゴル選手のセコンドとして来場する予定で、３１日にはインターネットテレビＡｂｅｍａＴＶの企画「朝青龍を押し出したら１０００万円」に出演することなどから、「（格闘技に）まったく色気がないわけではないことはハッキリした。朝青龍は２０１５年にＲＩＺＩＮが始まるころから口説いています。チャンスはあるんじゃないかな」と期待した。