森、判定勝利で技能賞獲得も反省「左に頼りすぎた」

 「ボクシング・全日本新人王決勝戦」(23日、後楽園ホール)

 ボクシングの全日本新人王決勝戦が行われ、ミニマム級からミドル級まで12階級の新人王が決まった。

 スーパーフェザー級の西軍MVPの森武蔵(薬師寺)が、ジロリアン陸(フラッシュ赤羽)を3-0の判定で下し技能賞を獲得した。サウスポーの森は「リードが少ない、左に頼り過ぎるという自分の悪いところが出た。倒したかった」と厳しい自己評価。この日は93年に薬師寺保栄会長がWBC世界バンタム級王座を獲得した日。会長は「後楽園で勝ったのも30年ぶり。うれしい」と目を細めた。

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