井上尚弥 卒業宣言 V7後はバンタム級 英国進出にも意欲
「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(30日、横浜文化体育館)
調印式と会見が28日、都内で行われ、7度目の防衛戦を迎える井上尚弥(24)=大橋=が改めてスーパーフライ級卒業を宣言し、来年以降のイギリス進出にも意欲を示した。
井上尚が「今年が最後になると思う。しっかりKOで勝って、バンタム級でいいスタートが切れるようにしたい」と、改めてスーパーフライ級卒業を宣言した。
「ビッグマッチと言える試合は(王座を獲得した)ナルバエス戦だけだった。バンタム級ではチャンピオンになって統一戦を目指したい」と振り返った。
9月の米国遠征で「モンスター」ぶりを世界にアピールした。「アメリカもそうですけど、今イギリスがすごくボクシング熱がある。自分もしっかりアピールしたい」と、新天地に思いをはせた。
大橋秀行会長も「海外の反響が大きかったし、いろんな選択肢がある。あっと驚くようなことをやりたい」と、夢の舞台を用意するつもりだ。