堀口恭司が圧勝でRIZINバンタム級T4強進出!大塚、石渡も
「RIZIN」(29日、さいたまスーパーアリーナ)
バンタム級トーナメント2回戦4試合が行われ、世界最高峰の総合格闘技団体UFCでも活躍した堀口恭司(27)=アメリカン・トップチーム=がガブリエル・オリベイラ(28)=ブラジル=を1回TKOで破り、31日に行われる準決勝へ進出した。
また、大塚隆史(21)=T GRIP TOKYO=はカリッド・タハ(25)=ドイツ=にフロントネックロックで3回一本勝ち石渡伸太郎(22)=CAVE=はケビン・ペッシに1回KO勝ち、マネル・ケイプ(24)=アンゴラ=はイアン・マッコール(23)=米国=に1回レフェリーストップ勝ちし、準決勝進出を決めた。
空手出身の堀口は大きく距離を取って素早く懐へ飛び込む打撃で相手をほんろう。つかまれても両腕を差して投げるなど反撃の糸口を与えず、最後はアゴに鋭い左フックをたたき込んでレフェリーのストップを呼んだ。
優勝候補の実力を見せつけた堀口はリング上で「日本人選手が勝ってるのに自分だけ負けるわけにはいかない。いつでも負けるわけないですけど、勝てて良かったです」と笑顔。さらに、準決勝進出の4人がリングに並び立ち、堀口と対戦するケイプが「この大会の顔はオレなんで、ヨロシク」と不敵にアピールすると、堀口は「いやいや、オレのトーナメントでしょう。何言ってんだい」と一笑に付し、「しっかりと結果出します」と優勝を宣言した。