リーゼントボクサーの和気 3回TKO 来年は世界挑戦だ

試合後に千原ジュニアとポーズをとる和気慎吾(左)=撮影・堀内翔
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 「ボクシング・8回戦」(31日、大田区総合体育館)

 元東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和気慎吾(30)=FLARE山上=がタイ選手と対戦し、強烈なボディーなどで4度のダウンを奪って3回TKO勝ち。今年4月に現ジムへ移籍後、3戦連続KOで飾り「来年は世界を見据えていく」と宣言した。今回はトリプルタイトル戦の前座としての登場だっただけに、「アンダーカードで大みそかに出るのは複雑な思いがある。来年の大みそかは世界タイトル戦がやれるように準備する」とぶち上げた。

 昨年7月に空位のIBF世界同級王座をグスマン(ドミニカ共和国)と争い、11回TKO負け。4度ダウンを喫する苦渋を味わったが、ジム移籍を経て現在はIBF同級10位と世界ランクも取り戻した。私生活では元タレントの久美子さん(30)と妻の誕生日の9月25日に婚姻届を出し、今戦が新婚初星。今年一年のテーマとして「変」の一字を掲げたようにまさに変化と革新の一年となった。

 目指す世界挑戦は「4団体すべてで勝つ自信がある」と意気盛ん。「松本選手が勝ってくれればやりたい」と、来年2月28日に後楽園ホールでWBA同級王者、ダニエル・ローマン(27)=米国=に挑戦する松本亮(23)=大橋=には、特にライバル意識を燃やしていた。

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