18年初の世界戦でドグボエが王座獲得 ロンドン五輪出場、清水聡とも対戦
「ボクシング・WBO世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦」(6日、アクラ)
2018年初の世界戦がガーナ・アクラのブコン・アリーナで開催され、同級2位のアイザック・ドグボエ(23)=ガーナ=が5回2分12秒TKOで同級1位のセサール・フアレス(26)=メキシコ=を破り、18戦全勝(12KO)で王座を獲得した。
地元リングでパワフルな左右フックを繰り出すドグボエは2回に左フックで先制のダウンを奪う。そして5回に再び左フックで倒した。ここも立ち上がったフアレスだったが、ダメージが深刻でレフェリーが試合を止めた。試合後、新王者は左手首負傷で離脱中の同級王者ジェシー・マグダレノ(米国)との対戦を望んだ。
ドグボエは2012年ロンドン五輪のバンタム級に出場。1回戦で現東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(大橋)と対戦し、9-10で惜敗している。清水は銅メダルを獲得した。