野中悠樹、40歳の再起戦「ラストチャンス。必ず勝ちたい」
IBF世界スーパーウェルター級12位の野中悠樹(40)=井岡弘樹=が23日、所属ジムで会見し、4月26日に東京・後楽園ホールでIBF世界同級10位の井上岳志(28)=ワールドスポーツ=と対戦することを発表した。戦績は野中が31勝(10KO)9敗3分け、井上が13戦12勝(7KO)1分け。
野中は昨年10月にオーストラリア・ブリスベンでデニス・ホーガン(オーストラリア)と世界前哨戦となるアジア太平洋同級タイトルマッチを戦ったが、判定で約8年ぶりの敗戦を喫した。
昨年12月に40歳を迎え、引退も頭をよぎったが「まだ自分に可能性はあると信じている。体力の衰えも感じたことはない」と再起を決意。相手は無敗と勢いに乗るが「この階級では自分が日本のトップと自負している。ラストチャンスと捉え必ず勝ちたい」と覚悟を示した。
勝者はIBF世界同級2位にランキングされる。