小西伶弥 地元神戸で世界初挑戦 “資格マニア”次に狙う肩書きは「世界王者」だ!
「ボクシング・WBA世界ライトフライ王座決定戦」(18日、神戸ポートピアホテル)
ボクシングWBA世界ライトフライ級2位の小西伶弥(24)=真正=が26日、神戸市内の所属ジムで会見し、3月18日に同級1位カルロス・カニサレス(24)=ベネズエラ=と王座決定戦を行うと発表した。WBA、IBF統一王者となった田口良一(ワタナベ)がWBAスーパー王者に昇格し、空位となった正規王座を争う。
神戸市灘区出身の小西は地元での世界初挑戦に「めっちゃうれしい」と満面の笑みを浮かべた。2度防衛後、日本ミニマム級王座を返上。一階級上のライトフライ級転向初戦が世界戦となった。
中学卒業直前にボクシングを始め、高校卒業後は簿記の専門学校に通った。10種類以上の資格を取得した“資格マニア”でスポーツインストラクターになるため就職活動もしたが、ボクシングへの思いが勝った。
相手は16年に田口と引き分けた無敗の実力者。「勝てば強さの証明になる。必ず勝つ」と王座奪取を約束した。