中邑とアスカが快挙!ロイヤルランブルで男女ダブル日本人初V
「プロレス・WWE」(28日、フィラデルフィア)
PPV(ペイ・パー・ビュー)大会「ロイヤルランブル」で、中邑真輔が時間差バトルロイヤルのロイヤルランブル戦に出場し、日本人初優勝の快挙を達成した。
30人中の14番目に登場した中邑はフィン・ベイラー、ジョン・シナ、ロマン・レインズを含む最後の4人に残った。中邑とベイラーが攻防を展開すると、その隙を突いてシナがベイラーを放り落として脱落。今度は中邑がシナをエプロンに追いつめると、キンシャサを叩き込んでシナを脱落させた。
これで中邑とレインズの2人が残ると、中邑は「カモーン」とレインズを挑発。レインズがスーパーマンパンチをきめれば、中邑がトップロープ越しの三角締めて両者の意地がぶつかり合う死闘を展開すると、最後は中邑がキンシャサを叩き込み、レインズを場外に放り投げて勝利した。
王座挑戦権を獲得した中邑は「どのベルトに挑戦したいか」との質問に不敵な笑みを浮かべながら「AJスタイルズ」と返答。現地時間4月8日に米ニューオーリンズで行われるWWE最大の祭典「レッスルマニア34」でAJスタイルズのWWE王座に挑戦することが決定した。
中邑は試合後のインタビューで、「言葉が見つからない。レッスルマニアで自分もファンも望んだ試合ができることに興奮している」と感無量。「世界最高の舞台で世界最高の相手と闘うことを望んでWWEに来た目的の一つ。それが実現することに興奮している」とAJ戦を心待ちにした。
そして、レッスルマニア初出場に「会場がでかければでかいほど自分のパフォーマンスが上がるので、それを楽しみにしている」と腕をぶし、「これはまだ始まりだけど、応援ありがとうございます。試合しながらファンが自分の後ろにいてくれるという感覚を感じたので力になった」とファンに感謝した。
また、初めて開催された女子ロイヤルランブル戦もアスカが日本人初優勝を飾り、RAW女子王座とスマックダウン女子王座のいずれかへの挑戦権を獲得した。