挑戦者フエンテス 打ち合い希望「いい調子でできている」
「デイリー後援・ボクシング・WBC世界フライ級タイトルマッチ」(4日、沖縄県立武道館)
予備検診と調印式が2日、那覇市内で行われ、2度目の防衛を目指す王者の比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=と挑戦者の同級9位モイセス・フエンテス(30)=メキシコ=ともに異常なしと診断された。
ミニマム級、ライトフライ級に続く世界3階級制覇を狙う挑戦者のフエンテスは調整に自信を示した。日本では2戦目、前回は調整に失敗したとのことだが、今回は144回ものスパーリングを重ねたという。
「いい調子で、できている。階級を変えて、さらに強さを感じている」と冷静にコメント。「比嘉選手に貪欲に出てきてほしい。私もKOボクサーなので、それに応えたい」と打ち合いを希望した。